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眼に関する病気、症例の紹介

白内障

白内障
 
【白内障とは】
目の中に水晶体というカメラ構造のレンズ役割をしている部分があります。水晶体の役割はカメラフィルムに当たる網膜に、外の光線を直通させピントを合わせる働きをしています。

網膜で得られた情報を脳に伝達させ、見るという仕組みになります。

白内障は本来、透明の水晶体に混濁が生じ、外の光線が網膜に伝達されなります。その結果、かすみ・ぼやけ・まぶしさの症状を自覚、次第に視力低下も進行。

原因は年齢と共に進行していく加齢性のもがほとんどです。

【検査・診断】
視力検査-どれ位の視力が落ちているかチェック。

細隙灯検査-どのタイプの白内障でどれ程度進行しているか手術の時にチェック。

眼底検査-白内障以外に視力低下の原因をチェック。

手術適応決定

網膜中心静脈閉塞症

網膜中心静脈閉塞症
 
【網膜中心静脈閉塞症】
眼底出血の原因で頻度が高いのが網膜中心静脈閉塞症。網膜閉塞症は眼底静脈が血栓でつまり、血管が破れ出血を起こした状態。出血部位により視力障害程度は様々です。この病気は気長に治療します。

●網膜中心静脈閉塞症の症状は下記の二期です。

①出血後初期-出血後の初期は出血部分が霞んで見えます。特に出血が眼底中心の黄斑に及んだ場合、強い視力低下になります。

②出血後後期-出血後、時間が経つと傷んだ網膜に新生血管ができます。新生血管が破れると、硝子体中に出血するので、急に全体が見えなくなります。眼底出血による緑内障は、手術でも効果が低い悪性緑内障です。視力改善は、通常完全に回復することはありません。

【検査・診断】
眼底写真、光干渉断層計(OCT)、フルオレセイン蛍光造影にて診断します。

【治療】
(1)出血後初期・・・出血後初期は、①つまった血管を再開させるための点滴と②黄斑部の浮腫を吸収させる点滴をします。同時に出血や浮腫を早く引かせる多目的でレーザー治療を行います。ただし、レーザーは黄斑部にあてることはできません。その後、レーザーした部分の出血は1~2か月で引きますが、レーザーのできない黄斑部の出血が引くには1年以上が必要で、視力改善に時間がかかります。

(2)出血後後期・・・出血後後期には、傷んだ網膜に新生血管ができたり、緑内障の原因となったりします。そこで後期にはこれらを予防するために再度レーザーの追加が必要になります。また、硝子体出血を起こした場合は、手術が必要になります。

緑内障

緑内障
【緑内障手術 線維柱帯切除術】
●緑内障手術は眼圧を下げるための手術。視力、視野が良くなる手術でありません。失明、視野狭窄を予防する手術です。

●緑内障手術は、眼の中から房水出口(排水口)を新しく作る手術です。

新しい排水口は、強膜の蓋をつけ房水が漏れるように工夫してます。眼の表面の細菌が眼の中に入りやすくなるので、表面を結膜(白目)が覆うようにします。

●房水が出過ぎると、眼圧が下がりすぎてしまい、前房スペースが狭くなり、眼球にしわができ見にくくなります。手術時あらかじめ強膜の蓋を糸で縫い、排水口を狭くしてます。手術後房水の排出具合をチェックし、糸をレーザーで切って眼圧を少しずつ調節。
房水が漏れすぎる場合、縫合を追加する場合もあります。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性
 
【加齢黄斑変性】
眼底の網膜の中心部を黄斑といい大事な部分です。黄斑下の脈絡膜に加齢で新しい血管ができる病気をいいます。新しい血管は未熟で水漏れ、出血を起こします。水漏れや出血が起こった場合、視力が下がります。加齢黄斑変性症は発病すると1~2年で視野の中心部が見えなくなる予後の悪い病気です。決定的な治療法はなく、様々な治療を組み合わせ、進行を防ぐことができます。

【検査・診断】
加齢黄斑変性は定期通院・検査を受けることが大事。出血の変化が現れることがあるからです。